リールの最近のブログ記事を表示しています。
過去のブログ記事については下部のリンクより参照ください。

DAIWA 07ルビアス 2506 レビュー

最近新しいリールを買うことが少なくなってしまいました。
色々なリールを触った結果、自分に合うものにたどり着いてしまったということが大きいです。

その中でも07ルビアスは非常に名機だと思います。
2506だけでなく、2500R、2000と複数所有しているのもこのリールです。

中古で安価に手に入るので、最新のものを使いたい!!という人でなければ、コスパが優れたリールだと思います。

07ルビアスとは

グローブライト社(当時はダイワ精工)が製造するミドルクラスのリールです。
ルビアスという機種は伝統的に時のフラッグシップの兄弟機になっています。
(04ルビアスはトーナメントエアリティ、07ルビアスは05イグジストの弟分という具合)

下位機種はカルディアKIX、上位機種は04セルテートという感じでしょうか。
ライバル機は軽量リールということで09レアニウムCI4でしょうか?

製品名 DAIWA 07ルビアス 2506
巻き取り長 71cm
ギヤ比 4.8
自重 200g
最大ドラグ力 3kg
ベアリング数 7
巻糸量 ナイロン:6lb 100m
PE:0.8号 140m
その他の特徴 ZAIONローター
ZAIONボディ
アルミマシンカットデジギヤⅡ
ABS
定価 31,500円

こんなスペックの機種が中古で7,500円~購入できます。
イグジストとのスペック上の違いはボディ素材(エアメタルという名のマグネシウムボディ)とベアリング数。
(当然、質感とか違うものはいっぱいあると思いますが...。)
あとは重量が05イグジスト 2506は190gと10g違います。

外観

外観はシルバーで、イグジストのように高級感はありませんが、シンプルで扱いやすい感じです。
2023-02-12-001.JPG

良い点

(1)ZAIONローターによる軽快さ
07ルビアスのローターはエアローターではありませんが、ZAION素材でできたローターです。
従って軽量で非常にレスポンスがいいです。慣性も小さいので、ピタッと巻いているのを止められます。

(2)ZAIONボディで軽量
メタルボディではなくZAIONボディのため、ポテンシャルは高いということです。

悪い点

スプールがエアスプールタイプで重量バランスもよく、2500Rと違い、悪い点がありません。

その他

(1)PEラインのキャパシティ
シャロースプール搭載で、0.8号のPEラインを140m巻けます。
ルアーフィッシングだとスタンダードで扱いやすいと思います。

(2)耐久性
内部構造的にも随所にベアリングは入っていますし、作りもしっかりしています。
ラインローラーが塩がみすることはありますが、決して耐久性が悪いということはなさそうです。

(3)重量
最近のモデルと比べると劣る部分もありますが、2500番サイズで200gは普通に軽く感じます。
個人的にはこの重量ぐらいまでくれば、十分かなと思います。

総評

中古市場で安価に手に入るようになっており、コストパフォーマンスに優れていると思います。
カスタマイズして遊んでみるというのもよいのではないでしょうか!?
何よりフラッグシップの兄弟機、実用上の性能は折り紙付きですから。
100円ショップのダイソーがついにリールを販売し始めました。
振り出しロッドとリールのセットは今までもありましたが、単体販売版です。
これを少し使ってみての感想、カスタマイズポイントを紹介したいと思います。

ダイソー リールとは

ダイソーが販売するフラッグシップのリールです。
(これしか販売されてないのと、500~700円という価格を考えたら過言ではない表現でしょう!!)

サイズ展開は1000番(ナイロン2号100m)、2000番(ナイロン3号100m)、3000番(ナイロン4号100m)の3種です。
1000番と2000番は500円、3000番が700円となっています。
私は2000番を購入してみましたので、以下は2000番の説明です。

製品名 ダイソー リール 2000
巻き取り長 -cm
ギヤ比 5.2
自重 213g(実測)
最大ドラグ力 7kg
ベアリング数 1
巻糸量 ナイロン:12lb 100m
その他の特徴 -
定価 500円

外観

先ほどの説明どおりですが、500円と思えば中々のものです。
2021-05-28-001.JPG

感想

(1)ボディ
ボディは無塗装でプラスチック製ですが、意外と剛性感があります。
成型色からZAIONボディと自分を奮い立たせて使うのがいいと思います。

(2)ローター
ローターはシンプルな形状ですが、肉抜きされていたり拘りを感じます。
逆転防止機能は付いていますが、ワンウェイクラッチでない昔からある遊びのある逆転防止機構です。
硬めで勢いをつけないと機能しませんが、一応オートリターン機能付きです。

(3)スプール
スプールはプラスチック製、こちらも肉抜きされていて、いかにも軽量そう。
エアスプールと信じて使うのがいいでしょう。
スプールエッジも滑らかで傾斜付きと、こちらも拘りが見え隠れしています。

(4)ドラグ
手で回した感じは不安定で、特定の位置に来ると硬くなります。
うーん、これは調整したいなぁ。

(5)ハンドル
ハンドルは供回り式ですが、この価格なら仕方がありません。
折りたたむことができるので、便利だと思います。
個体差なのか、私が買ったやつはハンドルノブのクリアランスがガチガチなのか、ほとんど回りません。

でも全体的には回転は滑らかです。ハンドルとギヤの遊びは大きいので、調整の余地ありです。

カスタマイズ

折角なので、少しカスタマイズして遊びたいと思います。

まずはドラグですが、ばらしてみると、ワッシャーは3枚です。
グリスは塗られていないみたいなので、アルティメットトーナメントグリスを塗ります。
2021-05-28-002.JPG

続いてラインローラーをボールベアリング化します。
分解した感じからDDL-740ZZを入れてみました。
2021-05-28-003.JPG

ちなみに逆転防止機構は以下のような作りになっています。
逆転防止をオンにすると、棒が飛び出してギザギザの部分で止まるようになります。
2021-05-28-004.JPG

ピニオンギヤにはベアリングが最初から入っています。
2021-05-28-005.JPG

ドライブギヤはカラーになっているので、これもボールベアリングにしちゃいましょう。
サイズ的にDDL-1170ZZを入れてみました。ついでにシムリングを入れて、クリアランスを調整しました。
2021-05-28-007.JPG

2021-05-28-008.JPG

2021-05-28-009.JPG

最後に余っていたマシンカットハンドルに交換して終わりです。
2021-05-28-010.JPG

さて、これでシーバス釣りにいってみましょうかね。
ロッドはもちろんダイソー ルアーロッドで!!

【新旧融合】DAIWA 13.5ルビアス 2508PE-H

最近では20ルビアスがでてしまっているので、若干今更感のある話ですが...。
15ルビアスってかっこいいですよね、特にスプールがかっこいいと思います。

でも個人的には12ルビアスのボディカラーに合わせた方がかっこいいんじゃないかなと思いました。
なければ作ればいいじゃないということで、作ってみました。
(作るといっても、互換性はあるので、組み合わせるだけです。)

組み合わせ

まず、ボディ側の12ルビアスについては2506Hを選定しました。

製品名 DAIWA 12ルビアス 2506H
巻き取り長 84cm
ギヤ比 5.6
自重 205g
最大ドラグ力 3kg
ベアリング数 7
巻糸量 ナイロン:4lb 170m、6lb 100m
PE:0.8号 130m、1号 100m
その他の特徴 ZAIONボディ
マシンカットデジギア
マグシールド
エアスプール
UTD
定価 29,600円

スプール側の15ルビアスについては2508PE-Hを選定しました。

製品名 DAIWA 15ルビアス 2508PE-H
巻き取り長 84cm
ギヤ比 5.6
自重 200g
最大ドラグ力 7kg
ベアリング数 8
巻糸量 ナイロン:5lb 160m、6lb 120m
PE:0.8号 150m、1号 120m
その他の特徴 ZAIONボディ
マシンカットデジギア
マグシールド
エアスプール
ATD
定価 32,900円

すなわち、12ルビアスのボディ、15ルビアスのスプールで融合すると、次のスペックに!!

製品名 (自称)DAIWA 13.5ルビアス 2508PE-H
巻き取り長 84cm
ギヤ比 5.6
自重 205g
最大ドラグ力 7kg
ベアリング数 7
巻糸量 ナイロン:5lb 160m、6lb 120m
PE:0.8号 150m、1号 120m
その他の特徴 ZAIONボディ
マシンカットデジギア
マグシールド
エアスプール
ATD
定価 Priceless

これは最強になりました、と言いたいところですが、中途半端な存在になりました。

外観

ハンドルは15ルビアスのものを使いました。
2020-05-13-005.JPG

あんまり変わらなくない?という声も聞こえてきそうですが、違うんですよ、これが!!
2020-05-13-006.JPG

完全に自己満足ですが、ちょっとしたカスタマイズでも楽しいですね。

【The King of Bait】DAIWA TEAM DAIWA-Z 103H

新しいリールを試したいな~と探していたら、TEAM DAIWA-Z、通称TD-Zを見つけ、気が付けば手元に。
TD-Zのデザインはハンドル以外は現代にも通じるデザインだと思います。
派手過ぎない落ち着いた感じは非常に洗練されて、かっこいい。

自重は175gと今でも十分に通用します。
古くても、よいものはよいのだなと、しみじみと感じます。

TEAM DAIWA-Z 103Hとは

TD-Zは当時のダイワ製ベイトリールの最高峰です。
100M USトレイルや103HL グリッピングレフト、103ML ミラーリングレフト、TYPE-R、TYPE-R+など、シリーズも多いです。

スペックから見ても実用性に優れた素晴らしいリールではないでしょうか?

製品名 DAIWA TEAM DAIWA-Z 103H
巻き取り長 66cm
ギヤ比 6.3
自重 175g
最大ドラグ力 4kg
ベアリング数 11
巻糸量 ナイロン:12lb 130m、16lb 100m
その他の特徴 エアメタルフレーム
ハイパートーナメントドラグ
マグフォースV
定価 45,000円

外観

TEAM-DAIWAのロゴがかっこいいです。
2019-06-15-001.JPG

2019-06-15-002.JPG

2019-06-15-003.JPG

2019-06-15-004.JPG

ハンドルを交換して、スティーズ用のSVスプールを載せて、使ってみたいと思います!!
今年もフィッシングショーの季節がやってきました。
セルテートがモデルチェンジし、LTコンセプト化された19セルテートが発表されました。
私は関西在住なので現物はフィッシングショーOSAKAで見たいと思いますが、写真からは04セルテートとカラーが似てる?ように見えます。

思い立ったら吉日ということで、セルテートの初代である04セルテートについて振り返ってみましょう!!

04セルテートとは

2004年に発売された初代セルテートです。
このリールからR::(リアルフォー)コンセプトが採用され、それまでのものと一線を画したものとなりました。

R::では「リアルエンジン」、「リアルコントロール」、「リアルエンデュランス」、「リアルカスタム」の4つをコンセプトにしています。
特に「リアルカスタム」においてはスプールやハンドルノブ等が販売され、カスタマイズを楽しめるようになりました。

アルミ製メタルボディにシルキーな巻き心地で、セルテートと言えば剛性感という印象を与えたリールでしょう。

製品名 DAIWA 04セルテート 2000
巻き取り長 63cm
ギヤ比 4.8
自重 230g
最大ドラグ力 4kg
ベアリング数 9
巻糸量 ナイロン:6lb 190m、8lb 150m、12lb 100m
その他の特徴 デジギヤⅡ
ABS
定価 38,500円

PEラインでしたら1号を200m、1.5号でも150m巻くことができます。
(19セルテート LT3000と同じ巻糸量で、自重もやや重く、ドライブギヤも小さいと微妙な感じですがね...。)

外観

濃い紺色をしていて、個性的なカラーリングでかっこいいです。
2019-01-20-001.JPG

2019-01-20-002.JPG

2019-01-20-003.JPG

2019-01-20-004.JPG

13セルテートのマシンカットハンドルをつけるとこんな感じ。
2019-01-20-005.JPG

2019-01-20-006.JPG

2019-01-20-007.JPG

今見ても、十分かっこいいですね!!
LTコンセプトのリールと比べると重量があるので、あえてダウンサイズして深溝スプールを使うのも面白いかもしれません。

リールの過去のブログ記事

プロフィール

新茶
ライトショアジギング熱狂中
最近、シーバスしてます。
月別アーカイブ