初心者向けの最近のブログ記事を表示しています。
過去のブログ記事については下部のリンクより参照ください。
私が最近嵌っている釣りについて、紹介させて頂こうと思います。
それは都市型河川でのベイトシーバスゲームです。
護岸が整備されているので、重厚な装備は不要で、手軽に釣りができます。

私の実力のせいか、数は出ませんが、逆に上手くなくても1匹は釣れると思います。

この記事で想定しているのは、都市部に流れている整備された護岸です。
2017-04-30-001.JPG

橋脚や護岸などの魚が付くストラクチャーを狙っていくことで、ルアーの飛距離やテクニックがなくても楽しめます。
ただ、都市型河川特有の注意点もありますので、それについては後述します。

ロッド選び

今回はベイトシーバスゲームということで、ベイトタックルに限定します。
先に述べた通り、都市型河川では飛距離を要求されないことから、バスロッドがオススメです。

色々と試しましたが、Mパワーのロッドが非常に扱いやすいです。
長さとしては、初心者の方には短めの方がコントロールしやすいと思います。
私が使ったことがあるのはメジャークラフトのコルキッシュ CKC-602MやダイワのバスX 602MBですが、何れも問題ありませんでした。

お持ちのバスロッドを使っていただいてもよいと思いますし、初めてでしたら以下のロッドが安くてよいです。


シーバスロッドのベイトタックルもありますが、8フィート台の長いものが多いので、まずはこれらがよいかと。

リール選び

ベイトリールは高価なものの方が回転性能がよく、扱いやすいです。
ただ、極端に軽いルアーを避ければ、低価格帯のリールでも十分楽しめます。

ルアーはあとで紹介しますが、10g~14gぐらいのルアーが重すぎず、軽すぎずで取り扱いしやすいです。
また、この重量ではエントリーモデルのリールでも十分に対応できます。


ベイトリールは右巻き/左巻きを変更できないので、購入時にはご注意ください。
また、同価格帯で集めましたが、微妙に糸巻量が異なっていますので、巻きたいラインに合わせて選ぶ必要があります。
ちなみにプロマックスが14lb 130m、バスXが14lb 90m、バスワンXTが14lb 110mとなっています。

ライン選び

ベイトリールでバックラッシュするとラインが切れてルアーが飛んで行ったりします。
そうなると、お財布的にも厳しいのと、都市型河川では歩行者も多く、ルアーが飛んでいったら事故になりかねません。
この釣りでは飛距離は要求されないことから、太めのラインを使いましょう。
(根がかり時にもルアー回収できる可能性が高まるので、その点でもオススメです!!)

ナイロン、フロロカーボン、PEなどの選択肢がありますが、オススメはナイロンです。
フロロカーボンは硬くて扱いづらく、初心者ではバックラッシュ多発で釣りにならないと思います。
PEラインはリーダーを編み込む必要があるため、これができるようにならないといけません。
リーダーの接続が甘いと、ルアーが飛んでいくということにもあるので、練習を積んでからでよいと思います。


個人的には14lbのナイロンラインを選択してもらうのがよいと思います。
先に紹介したリールでは何れも14lbを100m前後巻くことができますので、途中でで糸を切ることになっても、釣りを継続できます。

スナップ選び

一般的なルアー用のスナップで問題ないと思います。


ルアー選び

しっかりと泳いでくれる、ただ巻くだけで釣れるルアーがオススメです。
デイゲームは14gのメタルバイブで手早く探る。夜はミノーでゆっくりとみたいな感じでいかがでしょうか。


タモ選び

都市型河川は水面から距離があることも多いので、タモは必須です。
場所によって必要な長さは異なりますので、大は小は兼ねる意味で、長めを購入しておきましょう。
必要な長さが分からない場合には、釣具店を訪れ、店員さんに相談してみましょう。

  • タカミヤ H.B CONCEPT ラストウィニング ランガンシャフト(Amazon.com)

その他

忘れてはいけない小物類としてハサミフィッシングプライヤーも準備しましょう。
安全に釣りを楽しむためにも、ライフジャケットフィッシュグリップも欲しいところです。
特にこれじゃなければダメというものでもなく、趣味の影響を色濃く受けるので、お好きなものをどうぞ。

釣り方

都市型河川では散歩されている方等、釣りをされない多くの人々がいます。
キャストする場合には、周囲に気を付け、力まないことが重要です。
アンダーキャストでも十分に釣りは成立します。

手前味噌ではありますが、参考動画を貼っておきます。

何も考えずに、ルアーが着水したら、ただ巻くだけで、十分に魚は釣れます。
そのうち、以下のようなストラクチャーを見るとワクワクしてくるようになると思います!!
2017-05-02-010.JPG

その他、私のタックルの紹介記事を貼っておきますので、必要なものを揃えるときに参考にしてみてくださいね。
都市型河川シーバスタックル紹介(2018年版)
シーバス用タックルバッグ紹介
スピニングリールの番手は各社独自のルールで命名されており、対応関係がわかりづらい。
特にダイワでLTコンセプトのリールが発売されて以来、それ以前の表記とも異なるなど、難しくなっています。

リールを選ぶのに参考にできるように、現時点のリールの番手の対応関係を調べてみました。
比較の前に各社のリールの命名ルールについておさらいしましょう。

シマノ製スピニングリールの型番

[ボディサイズ][番手][ギヤ比][糸巻量][ハンドル]
※18ステラ以降は[ボディサイズ][番手][糸巻量][ハンドル][ギヤ比]の順番になっています。

[ボディサイズ]は「C」という記号が入ることがあります。
この場合はボディサイズが番手より1段階小さいコンパクトボディになっていることを示します。

[番手]は「500」、「1000」、「2000」、「2500」、「3000」、「4000」...といった数字が入ります。
数字が大きくなるにつれて、スプール径が大きくなります。
ボディは「500番」、「1000番」、「2000番/2500番」、「3000番/4000番」という風に大きくなっていきます。
(2000番/2500番はボディサイズが同じことを示します。ただ、これも機種によって違いことが...。)

[ギヤ比]は「PG」、「HG」、「XG」もしくは無印です。
それぞれ、パワーギヤ、ハイギヤ、エクストラハイギヤ、ノーマルを示します。

[糸巻量]は「S」、「SS」、「SSS」、「M」もしくは無印です。
それぞれ、シャロースプール、スーパーシャロースプール、スペシャルシャロースプール、ミディアムディープスプールを示します。

[ハンドル]は「DH」という記号が入ることがあります。
この場合はダブルハンドル仕様になっていることを示します。

以上のルールに従うと、「2500番シャロースプール、コンパクトボディ、ハイギヤ、ダブルハンドル」モデルはC2500HGSDH(18ステラ以降はC2500SDHHG)となります。

ダイワ製スピニングリールの型番(LT以降)

[番手][糸巻量]-[ボディサイズ][ギヤ比]-[ハンドル]

[番手]は「LT1000」、「LT2000」、「LT2500」、「LT3000」、「LT4000」、「LT5000」...といったLT+数字が入ります。
こちらも数字が大きくなるにつれて、スプール径が大きくなります。
ボディは「LT1000番/LT2000番」、「LT2500番」、「LT3000番」、「LT4000番」という風に大きくなっていきます。

[糸巻量]は「D」、「S」、「SS」もしくは無印です。
それぞれ、深溝、浅溝、超浅溝であることを示します。

[ボディサイズ]は「C」という記号が入ることがあります。
この場合はシマノ同様にボディサイズが1段階小さいものが採用されています。

[ギヤ比]は「P」、「H」、「XH」もしくは無印です。
「P」の場合は4.9以下のパワーギヤであることを示し、「H」の場合は5.5~5.9のハイギヤであることを示します。
「XH」の場合は6.0以上のスーパーハイギヤであることを示します。無印の場合は5.0~5.4のノーマルギヤです。

[ハンドル]は「DH」という記号が入ることがあります。
この場合はダブルハンドル仕様になっていることを示します。

以上のルールに従うと、「2500番シャロースプール、コンパクトボディ、ハイギヤ、ダブルハンドル」モデルはLT2500S-CH-DHとなります。

ダイワ製スピニングリールの型番(LT以前)

[番手][ボディサイズ][ライン種類](-)[ギヤ比](-)[ハンドル]
※ハイフンが入るタイミングが非常に分かりにくいですが、意味を理解する分には簡単です。

[番手]は「1000」、「2000」、「2500」、「3000」...といった数字が入ります。
ただし、下二桁に数字が入ることがありますが、この場合はシャロースプールであることを示します。
例えば、2508の場合は2500番サイズで8lbのナイロンラインが150m巻けることを示します。
ただ、2506の場合は6lbのナイロンラインが100m巻けることを示すなど...慣れるまでは分かりにくいと思います。
ボディは「1000番」、「2000番/2500番」、「3000番」という風に大きくなっていきます。

[ボディサイズ]は「C」もしくは「R」という記号が入ることがあります。
「C」の場合はシマノ同様にボディサイズが1段階小さいものが採用されています。
「R」の場合はRカスタムと言われるモデルで、ボディサイズが1段階大きいものが採用されています。

[ライン種類]は「PE」といった記号が入ることがあります。
この場合は先の番手の下二桁の意味合いが変わります。
例えば、無印の場合の2508はナイロンライン8lbですが、「PE」付の場合はPEライン0.8号を示します。

[ギヤ比]は「H」、「SH」もしくは無印です。
それぞれ、ハイギヤ、スーパーハイギヤ、ノーマルギヤであることを示します。

[ハンドル]は「DH」という記号が入ることがあります。
この場合はダブルハンドル仕様になっていることを示します。

以上のルールに従うと、「2500番シャロースプール、コンパクトボディ、ハイギヤ、ダブルハンドル」モデルは2506CH-DHとなります。

サイズ対応関係

現時点の汎用スピニングリールから番手を調査しています。
糸巻量については見やすさを優先するため、代表的なものに絞っています。

表にまとめていますが、①ボディサイズ、②ナイロン糸巻量の順に優先してソートしています。
ボディサイズ感が近く、糸巻量が同じものが同じ行に並ぶようにしています。

表が大きくなりすぎたので、PDF版も作成しました。 ⇒ PDF版ダウンロード

シマノ ダイワ(LT以降) ダイワ(LT以前)
番手 最大ドラグ力 スプール径 ナイロン糸巻量 PE糸巻量 ボディサイズ 番手 最大ドラグ力 スプール径 ナイロン糸巻量 PE糸巻量 ボディサイズ 番手 最大ドラグ力 スプール径 ナイロン糸巻量 PE糸巻量 ボディサイズ
500S 3kg 39.5mm 2.5lb 100m 0.4号 100m 500番
500 3kg 39.5mm 4lb 150m 0.8号 140m 500番
1000SSS 3kg 40mm 2lb 100m 0.3号 120m 1000番
LT1000S 5kg 40mm 2.5lb 100m 0.3号 200m 1000番/2000番
1000S 3kg 42mm 3lb 100m 0.8号 100m 1000番 1003 2kg 40mm 3lb 100m 0.4号 100m 1000番
C2000S 3kg 42~43mm 4lb 100m 0.6号 150m 1000番 LT2000S 5kg 42mm 4lb 100m 0.6号 160m 1000番/2000番 2004C 2kg 40mm 4lb 100m 0.6号 100m 1000番
C2500S 4kg
※ステラは3kg
43mm 6lb 95m 0.8号 150m 1000番
1000 3kg 42mm 8lb 100m 1.0号 190m 1000番
2004 2kg 42.5mm 4lb 100m 0.6号 100m 2000番/2500番
2000 2kg 42.5mm 8lb 150m 1.5号 150m 2000番/2500番
2500S 4kg 46.5~47mm 6lb 95m 0.6号 200m 2000番/2500番 LT2500S 5kg 45mm 6lb 100m 0.6号 200m 2500番 2506 3kg
※レブロスは4kg
48mm 6lb 100m 0.8号 130m 2000番/2500番
C3000S 9kg 46.5~47mm 6lb 95m 0.6号 200m 2000番/2500番
2508PE 7kg 48mm 6lb 120m 0.8号 150m 2000番/2500番
LT2500 10kg 45mm 6lb 150m 0.8号 200m 2500番
LT3000S-C 10kg 48mm 6lb 150m 0.8号 200m 2500番
C3000M 9kg 46.5~47mm 10lb 110m 1.2号 150m 2000番/2500番
LT3000-C 10kg 48mm 8lb 150m 1.0号 200m 2500番 2510PE 7kg 48mm 8lb 150m 1.0号 200m 2000番/2500番
2500 9kg
※セドナは4kg
46.5mm 10lb 150m 1.5号 160m 2000番/2500番
C3000 9kg 46.5~47mm 12lb 150m 1.5号 270m 2000番/2500番 LT2500D 10kg 45mm 12lb 150m 1.5号 230m 2500番 2500 7kg
※レブロスは4kg
48mm 12lb 150m 1.5号 200m 2000番/2500番
LT3000D-C 10kg 48mm 16lb 150m 1.5号 300m 2500番
3000M 9kg 46.5~47mm 10lb 110m 1.2号 150m 3000番/4000番
LT3000 10kg 48mm 8lb 150m 1.0号 200m 3000番 2508R
2510RPE
7kg 48mm 8lb 150m 1.0号 200m 3000番
4000M 11kg 51~52mm 10lb 160m 1.5号 200m 3000番/4000番
LT4000-C 12kg 51mm 12lb 150m 1.5号 200m 3000番 3012 7kg
※レブロスは6kg
54mm 12lb 150m 1.5号 200m 3000番
4000 11kg 51~52mm 16lb 150m 2.0号 210m 3000番/4000番 3000 7kg
※レブロスは6kg
54mm 16lb 150m 2.0号 250m 3000番
C5000 11kg 52~54mm 20lb 150m 2.0号 320m 3000番/4000番 LT4000D-C 12kg 51mm 20lb 150m 2.0号 300m 3000番
LT5000D-C 12kg 54mm 25lb 150m 2.5号 300m 4000番

例えば、ダイワ(LT以前)で2506を使っているのであれば、シマノ2500S、ダイワ(LT以降)LT2500Sを選ぶとよいでしょう。
同じものがない場合には近いもの(ダイワ(LT以前)で3012でシマノへの移行を考える場合には4000Mもしくは4000)を選べばよいかなと思います。

始めよう!! ライトショアジギング!!

ライトショアジギング(LSJ)を始めてみたい人向けに少しまとめてみたいと思います。
私のよくいく釣り場に合わせて選んでいるので、釣り場によってはもっと強めがよいとか、弱めがよいとか、
最適なバランスがあると思います。釣具店の店員さんに聞けば、よりよい提案をしてもらえるかもしれません。

最近ではメジャークラフトがスーパーライトショアジギング(SSJ)を仕掛けていますが、
そちらについては専用竿を使ったことがないので、良し悪しはわからないので悪しからず。

SSJの方が圧倒的にタックルも軽く、楽なので当然メリットもありますが、
最初のタックルはLSJぐらいの方が不意の大物にも対応しやすく、ジグの重さも適度であるため、
流れのある中でもルアーの重さを把握しやすい(=着底を把握しやすい)と思います。

[2022/2/20更新]
記事を更新して、お勧め釣具を最新化しました。

用語定義

念のためにここでのライトショアジギング(LSJ)とスーパーライトショアジギング(SSJ)の定義をしておきます。
(色々な論争がありそうな気もしますが、以下、この前提で進めていきます。)

ライトショアジギング(LSJ)
ジグの重さは30g~50gのジグ、PEラインは1号~2号を取り扱う。
リールサイズはダイワ3000番、シマノ4000番ぐらい。

スーパーライトショアジギング(SSJ)
ジグの重さは15g~30gのジグを取り扱う。PEラインは0.6号~1号が基準。
リールサイズはダイワ2500番、シマノは2500番もしくはC3000番ぐらい。

※メジャークラフト社製造のロッド表記を基準に定義してみました。

ロッド選び

最初は9ft台のものの方が扱いやすくてお勧めです。
長い方が飛距離は伸びますが、正しいキャストを身につける方が大事だと思います。

安価なショアジギロッドとしてソルパラ(SPS-962LSJ)を持っている身としては、
ソルパラでも十分な実釣能力はあるものの、もうちょっと竿がピシっとしていればと思うことがあります。
このため、ワンランク上の1万円~1万5千円クラスがいいかなと思ったりします。

○1万円~1万5千円クラス

1万円以下となると専用ロッドはメジャークラフトだけで、それ以外はシーバスロッドしかありませんでした。
昨今の人気を反映してか、2018年頃から低価格帯でもライトショアジギング向けのロッドを販売されるようになりました。
ただ、シマノもソルティーアドバンスにショアジギング向けロッドが登場しましたが、実売が1万円強...。

○1万円以下クラス

○廃版モデル(中古で見つけたら検討の余地あり)

リール選び

リールは300gまでのものがお勧めです。
ライトショアジギングは忍耐の釣りですので、長時間しゃくり続けられるタックルバランスがよいです。
将来的にハンドルノブを交換する可能性も見据えて、交換可能なものを中心に選びました。
(ラウンドノブにすれば手も痛くなりにくく、しゃくりやすく、かっこいいです。)


以下は廃盤になっている以前のお勧めリールです。中古等で探すしかありませんが、どれもお勧めできます。

現状、低価格帯かつハンドルノブ交換可能なメタルボディは19レグザLTのみです。
当然樹脂ボディでも厚みをどれぐらい持たせているかで剛性は変わると思いますが、メタルボディの方が優位かなと思います。
シマノ系は21アルテグラ - SA-RB = 21ナスキーで、21ナスキー - コアプロテクト = 22サハラって感じです。
堤防中心であれば22サハラをベースにデザインで好みのものを選べばよいと思います。

これらより低廉なモデルとしては20レブロスや20クレスト、17セドナがありますがハンドルノブ交換不可であったり、
ローターブレーキが付いていなかったりするため、お勧めではないです。

以前はハンドルノブ交換可能なモデルがダイワはフリームス以上、シマノはナスキー以上だったので、
今までより下のモデルが選択肢に入るようになりました。

私は定番のゴメクサスのハンドルノブを使っていたりします。
別で記事にしていますので、興味があれば見てくださいね。
GOMEXUS(ゴメクサス) パワーハンドルノブ(38mm) レビュー

ライン選び

PEライン1.5号の200mをお勧めします。
上記のダイワリールの場合は下巻き不要、シマノリールの場合は下巻きが必要です。
飛距離がわかりやすい5色ラインがお勧めですが、単色ラインの方が好みであれば、そちらでもかまいません。


リーダー選び

リーダーは25lbのナイロンが扱いやすいです。フロロはちょっと張りが強すぎて扱いずらいと思います。

  • SUNLINE システムショックリーダー 25lb(Amazon.com)

スナップ選び

ルアーとラインを繋げるためのスナップです。ソリッドリング+スプリットリングより、断然スナップの方が簡単です。
スナップの場合は開閉しなくて取り付けられるものが良いと思います。
(開く度に金属が劣化する懸念がありません。)

  • がまかつ 音速パワースナップ M(Amazon.com)

ルアー(メタルジグ)選び

フックが付いていて開けてすぐ使えるものが楽でお勧めです。
30gと40gをそれぞれブルー系、ピンク系、ゴールド系と揃えればひとまずはOKです。
流れが速いとき、風が強いときは40gでそれ以外の時は30gが楽です。


ただ、最初はよくなくすと思いますので、安価なドラッグジグも買っておくといいと思います。

タモ選び

ライトショアジギングは不意に大物がかかります。もしもに備えてタモもあった方がいいです。
大阪湾の沖堤防に行くのであれば、最低でも5mのタモが必要になります。
ノーブランドの製品でも大丈夫です。近くの釣具店で長さを気にかけて購入しましょう。


クーラーボックス選び

せっかく釣った魚は美味しく持ち帰りたいものです。
青物を折り曲げずに入れられるクーラーがお勧めです。
ただ、クーラーボックスは値段が結構するので、最初のうちは発泡スチロールのケースでもいいかもしれません。
クーラーボックスと一緒に血抜き用の水汲みバケツナイフも準備しておきましょう。

  • ダイワ ライトトランクⅣ GU 2000R(Amazon.com)
  • シマノ スペーザ ライト 250(Amazon.com)

その他

忘れてはいけない小物類としてハサミフィッシングプライヤーも準備しましょう。
安全に釣りを楽しむためにも、ライフジャケットフィッシュグリップも欲しいところです。
特にこれじゃなければダメというものでもなく、趣味の影響を色濃く受けるので、お好きなものをどうぞ。

ラインの結び方

釣り方の前に、基本となる糸の結び方です。
PEラインとリーダーの結束にはFGノット、リーダーとスナップはクリンチノットで結束するとよいでしょう。


結んだら引っ張って強度を確認しましょう。失敗すると簡単にすっぽ抜けます。

釣り方

ライトショアジギングにも基本動作はあります。
活性が高い時は魚のいるところに飛ばせれば勝手に釣れますけどね。

釣れるしゃくり方(動きの大小や速さ)についてはその時々によって変わります。色々試してみましょう。
特に釣れる場面はフォール中着底からの立ち上げの瞬間です。

フォール中についてはラインの出方に注目しましょう。
魚がジグを加えて自分の方に向ってきていれば、着底より前にラインが出るのが止まります。
逆に魚がジグを加えて沖の方に向っていけば、凄い勢いでラインが出ていきます。
怪しいと思ったらベールを返して、ラインのたるみを取って、思いっきり合わせましょう。
(合わせが決まれば、最高に気持ちいいですよ~!!)

着底からの立ち上げの瞬間については、以下の動画の解説がわかりやすいです。(6:47頃~)

カウントダウンを丁寧に行い、着底を感知したら素早くラインのたるみを取ってアクションさせましょう。
そうすれば、高確率でエソに出会えます。

これであなたもエソ師の仲間入りです。たまに青物も釣れるのでがんばりましょう!!

アシストフック作成方法

ライトショアジギングのフック、皆さんはどうしていますでしょうか?
私はメインでダイソージグを使っているのですが、デフォルトで付いてくるトレブルフックは針先が甘いです。
また、トレブルフックはリアにつけるので、激しいアクションですぐにテーリングします。

それゆえ、基本的にはリアのフックをはずして、自作のアシストフックを使っています。
今回はアシストフックの作成手順を説明します。
※針を扱うので、作業にあたっては十分にご注意ください。

用意するもの

2016-08-19-002.JPG

針についてはサイズ、形状ともにお好みでお選びください。
基本は伊勢尼13号を使っていますが、伊勢尼12号が安売りしていたので、今回はそちらで作成しています。
アシストラインはYGKよつあみのガリス シーハンターを使っています。
ソリッドリングとスプリットリングはメーカーによって号数表記が異なります。
内径5mmぐらいを購入すればよいと思います。

完成予定図

2016-08-19-001.JPG

作成手順

(1)アシストラインの準備
アシストラインとして使うシーハンターを切ります。2重にして使うので、必要な長さの約2倍にしてカットします。
おおよそメタルジグの1/3~1/2の位置に針が来るようにセッティングします。
2016-08-19-003.JPG

(2)アシストラインとフックの固定
アシストラインに針を貫通させます。このときラインの真ん中を貫通させるようにしましょう。
その後、写真の位置にアシストラインを持ってきて、ミシン糸をぐるぐる巻きにして固定します。
ぐるぐる巻きにするときにはしっかりとテンションをかけましょう。
2016-08-22-001.JPG

ハーフヒッチで仮止めして、瞬間接着剤を垂らします。
2016-08-22-002.JPG

(3)熱圧縮パイプを被せる
アシストラインとフックを固定した箇所を保護するため、熱圧縮パイプを被せます。
ミシン糸でぐるぐる巻きにした箇所を覆えるサイズに熱圧縮パイプをカットして被せます。
ドライヤーで加熱すれば、熱圧縮パイプが縮まり、結束部分が保護できます。
※ドライヤーで加熱する時にはやけどにご注意ください。
2016-08-22-003.JPG

(4)ソリッドリングへの取り付け
写真のようにソリッドリングに取り付けます。スプリットリング直でもよいのですが、
スプリットリングだとアシストラインに傷が入りやすいので、可能な限りソリッドリングを使用してください。
2016-08-22-004.JPG

後はスプリットリングを用いてメタルジグに取り付ければOKです。
最初は買わないといけないものが多いのですが、揃えてしまえば安上がりです。
自作したフックで釣るのはそれもまた面白いものです!!

初心者向けの過去のブログ記事

プロフィール

新茶
ライトショアジギング熱狂中
最近、シーバスしてます。
月別アーカイブ