メジャークラフト ザルツ ZAT-962LSJ レビュー

今日は私の愛用ロッド ザルツ ライトショアジギングモデル ZAT-962LSJのレビューをしたいと思います。
このロッドが発売されたのは2009年ともう8年も前の竿だったりします。
ライトショアジギングはソルパラ SPS-962LSJから入門しましたが、上位のロッドを使ってみたいという思いで中古で購入しました。

今更こんな古いロッドのレビューとは不思議に思われると思います。
ソルパラと比して設計は2年古いものの、上位のロッドの使用感はどうなのかという観点で書かせて頂きたいと思います!!

ザルツ ライトショアジギングモデルとは

メジャークラフト社の中ではミドルクラスぐらいのロッドでしょうか。
発売当時はトリプルクロス(TC-962LSJ)やソルティック(ST-962LSJ)ぐらいしか出ていなかったと思います。

その後、ソルパラ(SPS-962LSJ)やクロステージ(CRK-962LSJ)が発売されました。
後継のロッドとしてはスカイロード(SKR-962LSJ)あたりでしょうか。

製品名 メジャークラフト ザルツ ZAT-962LSJ
継数 2
全長 9.6ft
仕舞 約150cm(計測値)
自重 約200g(計測値)
対応ルアーウェイト Max 50g
テーパーデザイン レギュラースロー
その他の特徴 ステンレスフレームSiCガイド、PEライン対応設計
定価 17,000円

外観

外観はいたって普通で、黒色ベースに赤色のメタルパーツで装飾されています。
クロス状にカーボンが巻かれているわけではないので、今っぽくはないです。

ZAT-962LSJ以前のロッドはどうやら今のロッドと若干設計が異なっているようで、グリップエンドの長さがやや短めです。
ちなみに私は銀色のリール(14エクセラー 3012H)と合わせていますが、相性ばっちりだと思っています!!
2016-08-09-002.JPG

良い点

(1)しゃくり感
ソルパラと比較して感じたのはしゃくり感の違いです。
やはり低廉なものと比べて、本当にしゃきっとしてます。

実釣性能でいえば、ソルパラでも十分なのですが、やはり若干のだるさは否めません。

(2)ローライダーガイド
Kガイド登場以前のロッドなので、PEライン対応ロッドとしてローライダー(LCガイド)が搭載されています。
特にライントラブルもなく、飛距離にも不満はなく。
Kガイド全盛の時代ですが、個人的にはローライダーガイドでも十分です。

(3)価格
古いロッドなので新品はほとんどありませんが、中古価格が下がっています。
中古で8,000円行かないぐらいになっていて個人的にはお徳だなと思っています。

悪い点

(1)グリップエンドが短い
このロッドで唯一不満があるのはグリップエンドが短いことです。
腋に挟んでしゃくるにはやや短い印象です。
この不満を解消するため、私はグリップエンドを延長する改造をして使っています。

最近のはグリップエンドが長くなっていて、ライトショアジギングロッドも正当に進化しているんだなぁ~と感じたり。

その他

(1)適したルアー
ロッドの表記はMAX 50gですが、投げやすくしゃくりやすいのは30~40gです。
50gだと投げるときに少しパワー不足を感じます。

(2)重量
公式な表記はありませんが、私が持っているのは202gぐらいです。

(3)長さ
9.6ftは長すぎず短すぎず、バランスが取れていると思います。
ただ、グリップエンドが短い分、ロッドのリールシートから先端までが長いです。
長い分飛距離は出ますが、逆にしゃくるときには若干疲れやすいと思います。

(4)テーパーデザイン
レギュラースローテーパーです。竿にルアーの重さを乗せやすいのでキャスティングやしやすいように感じます。

(5)ガイド
先に述べたとおり、ローライダーガイド(LCガイド)です。
既に説明しているので、ここでは割愛させて頂きます。

総評

ZAT-962LSJは古いロッドですが非常にいいロッドです。
かといって今更購入するのはよほどの物好きでしょう...。

このレビューを踏まえると、これからライトショアジギングを始めるという人は、先人たちの経験が詰まった最新ロッドがよいと思います。
価格に応じてブランクの性能はよくなるので、ミドルレンジぐらいのロッドの方が長く使えるかもしれません。

プロフィール

新茶
ライトショアジギング熱狂中
最近、シーバスしてます。
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